岩手県盛岡市にある三ツ石神社へ行ってきました。
- 三ツ石神社の歴史と伝説
- 三ツ石神社の場所
- 鬼の手形の場所と実際の様子
- 三ツ石神社の御朱印
などについてご紹介します。
三ツ石神社の歴史と伝説
三ツ石神社と岩手の深い歴史
三ツ石神社は岩手盛岡の歴史に欠かせない神社です。
それは、
- 岩手という県名の由来となっている
- さんさ踊り発祥の地
という2つの大きな歴史的な関係があるからなんです。
三ツ石神社について
三ツ石神社という名の通り、神社には大きな3つの石が祀られています。
この石は岩手山の噴火の際に飛んできたという言い伝えもあり、初めは1つの石だった物が3つに割れたということが調査で分かっています。
この巨大な石をいつしか地域の人たちは三ツ石神として祀るようになりました。
三ツ石神社は盛岡市内に現存する最古の神社とも言われ、拝殿もあり例大祭は8月下旬に行われています。
鬼の手形伝説と岩手という県名の由来
昔、三ツ石神社周辺で羅刹(らせつ)という鬼が住民や旅人に悪さをして人々を困らせていました。
そのことを聞いて怒った三ツ石神様が鬼を三ツ石にはりつけました。
観念した鬼は「ここで二度と悪さをしない!もうここには来ない」と誓い、その証として石に手形を残します。
・大きな石(岩)に手形というところから岩手という県名の由来となった
・もう来ないというところから、周辺の不来方(こずかた)という地名の由来となった
と言われています。
今でも「鬼の手形を押した場所だけは苔が生えない」や「雨上がりの日などに鬼の手形が石の上に見える」などの言い伝えがあります。
さんさ踊り発祥の地
鬼がいなくなったことを喜んだ人々が石の周りをまわりながら踊ったことがさんさ踊りの由来ともなったと言われ、さんさ踊り発祥の地でもあります。
三ツ石神社の場所
住所:岩手県盛岡市名須川町2-1
電話:019-622-2061
三ツ石神社は東顕寺の裏にあり、案内にしたがって細い道を入っていきます。
住宅街の細い道を通るので運転には注意が必要です。
ナビに従い帰りは行きとは別の道でしたが、帰りの道も住宅街の中の細いくねくねした道でした。
三ツ石神社の駐車場
三ツ石神社には専用の観光駐車場があります。
神社は無人ですが、駐車場にはお手洗いもありました。
鬼の手形はどこ?
ご挨拶をして神社に入ります。
鳥居の奥に大きな石が見えました!
近づいてみると、その石の大きさに驚きます!
2つに見えますが、裏側にもう1つ大きな石があります。
2つの石の間を進んで行くと、拝殿の壁に両手形が掲示されていました。
石の横には鬼の顔はめパネルがあり、記念撮影しました!
拝殿でお参りもしてきました。
御朱印は櫻山神社でもらいます
三ツ石神社は無人なので、御朱印は櫻山神社でいただけるという案内板がありました。
櫻山神社は岩手城跡公園のそばにある神社です。
同じ日に白龍本店へじゃじゃ麺を食べに行ったので、待ち時間に櫻山神社へお参りをし三ツ石神社の御朱印もいただきました。
まとめ
三ツ石神社は子ども達が「行ってみたい!!」と希望した場所でした。
神社にある巨大な石を実際に見て驚き、岩手の歴史も学べて子連れにもおすすめの神社です。
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