中尊寺の薪能(たきぎのう)について
- 中尊寺での薪能
- 通常規模開催となる2023年の薪能
- 舞台となる白山神社の能舞台
などについてご紹介します。
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中尊寺薪能(たきぎのう)
薪能について
薪能はもとは奈良県の興福寺で平安時代から行われていた神事です。
中尊寺薪能は境内にある白山神社の能舞台で披露される、喜多流の能と和泉流の狂言で毎年8月14日に開催されています。
かがり火に照らされた中、幻想的な空間で演じられる舞台には独特の雰囲気があり全国各地から能楽ファンが集まります。
2023年は通常規模での開催
2023年は第44回となり、通常の規模での開催となりました。
コロナの影響で、2022年までは感染対策のため例年より席数を減らして開催されていたそうです。
毎年異なる演目が上演され、2023年のメイン演目は
・喜多流能楽師佐々木多門さんらが演じる「忠度」
・狂言では野村万作さんと萬斎さん親子による「文荷」
となっています。
2023年の薪能詳細
日時:2023年8月14日
場所:中尊寺白山神社能舞台
時間:16:30~(15時開場)
チケット:2023年6月1日販売開始
S席10,000円
A席7,000円(当日8,000円)
B席4,000円(当日5,000円)
学生席3,000円
チケットは例年一関文化センターや平泉観光協会、仙台市の藤崎や三越、盛岡市の川徳などで販売されています。
詳細は「中尊寺薪能の会」へ問い合わせ
TEL:0191-46-2110
※雨天決行
※写真撮影、録音、録画不可
場所は白山神社の能舞台
中尊寺薪能の開催場所は、中尊寺境内にある白山神社の能舞台です。
月見坂(表参道)から歩くと金色堂の奥となる位置です。
白山神社の境内には、各十二支のお参り場所や茅の輪くぐりの参拝方法など能舞台以外にも見どころがあります。
まとめ
白山神社の能舞台について調べてみると毎年大切に薪能が行われている神聖な場所だとわかり、またあらためて行ってみたくなりました。
金色堂を拝観した後、白山神社まで行かずに引き返す方も多くいるのですが、能舞台を見にぜひ白山神社まで足を延ばしてほしいです。
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